ギャラリー

ID98 おかえりの家 

家に帰ると『おかえり』と家族が迎えてくれる、
何気ない一言だけど大事な栄養が体にしみわたる気がします。

この家は言葉ではないけれども「おかえり」という顔をして家族を迎えます。
中ではパブリックスペースとプライベートスペースを明確に分けるため、
吹き抜け階段を介して適度な距離感をつくりました。

皆が寄り添いたい時は集まり、それぞれの居心地の良い居場所がある、
家、家族、場所それぞれが「おかえり」と語りかけます。

建築家 三浦直樹